糖質について
2018年02月8日
こんにちは!
近藤歯科の院長の近藤です!
今日は寒いですけど天気は良くて気持ちいいですよね。
ここ数年糖質カットのダイエットが流行したり、
「糖質」という言葉が一般的になったと思います。
ですので今日は糖質について少しお話してみようかと思います。
昔はよく
「甘いものばっかり食べてると虫歯になるよ!」と言われましたよね?
もちろんお菓子などに含まれる砂糖も糖質です。
それ以外には炭水化物なども糖質に含まれます。
お口の中の細菌が糖質をエネルギー源として取り込み、
それらを代謝して歯を溶かす酸を生成したり、歯周病の原因となる毒素を出したりするのです。
なのでよく昔からイラストで描かれる様に
バイ菌が歯を食べたり攻撃して歯を侵食してるわけではありません。
バイ菌の代謝産物として作られる物質が我々の歯や歯周組織に悪影響を与えてるということです。
そして、それらの細菌は
心臓病や血管、糖尿病等の全身疾患にも大きな影響を与えることが証明されてきています。
実際に血管を塞ごうとする血管内プラークを調べるとそこから歯周病菌が検出されたりしています。
歯茎から血管に入り込み全身を回って良くない働きをしているわけです。
誰もが健康に生活していきたいという望みを持っていると思います。
ましてや命に関わる大病を
普段の「歯磨き」や「歯科治療」で予防することが出来るとすると
とてもすばらしいと思いませんか?
「糖質=悪」ではありませんが
糖質の摂りすぎが健康に悪影響を与えるのはほぼ間違いないことと思います。
虫歯や歯周病もそうですし、
肥満や糖尿病などとも密接に関係があります。
糖質は美味しい!(笑)
大阪は「粉もん王国」ですし(笑)
たこ焼きもお好み焼きもパンもパスタもラーメン、お米も
ぜーーんぶ糖質。
美味しいものは糖質なんじゃないか?とさえ思いますが。。。
これらを一切摂らず生きていくということは出来ないと思いますし
その我慢のために精神的ストレスがかかるのも健康に良いのかどうか疑問ですよね。
なのでお酒やタバコと同じで嗜好品として楽しむのが良いのかもしれません。
糖質のドカ食い(もちろん飲み物も)を止める。
何事もやりすぎないようにすることが大切かと思います。
糖質の話は奥が深いのでまたブログに書きます。