コラム
Column

【谷九・上本町の歯科】体調不良の原因は歯周病!?全身の病気との関係

皆様、こんにちは。
上本町・谷町九丁目・四天王寺前夕陽ヶ丘エリアの歯医者・歯科医院【近藤歯科】です。
 
「最近なんだか体調がすぐれない……」
「病院で検査しても原因がわからない」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?



その不調、じつはお口の中の病気「歯周病」が関係している可能性はないでしょうか。
特に「しばらく歯医者に行っていない」という方は要注意です。



歯周病は、歯ぐきの炎症や出血を引き起こすだけでなく、全身の健康にも影響を与えることが近年の研究で明らかになってきました。
慢性的な疲労や生活習慣病、さらには命に関わる病気との関連性も報告されており、見過ごすことのできない疾患なのです。



そこで今回は、歯周病と体調不良の関係について解説します。
「これって歯周病のせいかもしれないの?」と気になっている方は、ぜひ最後までお読みください。
 



院長

近藤 院長

経歴
平成29年:近藤歯科開院
大阪歯科大学卒業後、13年間の研鑚を経てこの度、谷町九丁目の地に開院

医院名:近藤歯科
所在地:〒543-0072
大阪府大阪市天王寺区生玉前町5-30




 

歯周病が体調不良の原因になることがある!~まずはセルフチェック~

「病院で検査しても特に異常は見つからなかった」
「慢性的に体調がすぐれない」
そのような不調が続いてお困りではありませんか?



もし以下のような症状がある場合、歯周病が関係している可能性があります。
 

このような症状はありませんか?


✅なんとなく疲れやすい・だるい・肩がこる
✅朝起きてもスッキリしない、眠りが浅い
✅口臭が気になる、口の中がネバつく
✅食欲が落ちた、体重が減ってきた
✅口の中に違和感がある、歯ぐきが腫れている
✅集中力が続かない、イライラしやすい
✅風邪をひきやすい、治りにくい

これらの症状は、単なる体調の波やストレスのせいと思われがちですが、お口の中の炎症「歯周病」が引き起こしている可能性があります。
 

歯ぐきの炎症が全身に影響する理由

歯周病とは、歯ぐきやその奥にある歯槽骨など、歯を支える組織が慢性的に炎症を起こす病気です。
炎症が続くと、歯ぐきの毛細血管を通じて毒性物質が血流に乗って全身を巡り、それぞれの臓器に影響を与えることがわかっています。
その結果、免疫機能の低下や自律神経の乱れを招き、原因の特定が難しい体調不良として現れることがあるのです。
 

痛みがないため気づかれにくい

歯周病の怖いところは、初期の段階では、痛みなどの自覚症状が出にくいことです。
気づかないうちに炎症が広がり、やがて全身に悪影響を与えるまでに進行しているケースもあります。
 
 

歯周病が関連するおもな全身疾患や症状とは

続いて、歯周病が関連するとされている具体的な病気や健康リスクについてご紹介します。


参照:「歯周病」基本資料>

 

糖尿病との相互関係

糖尿病のある方は、血糖値の高さにより免疫機能が低下し、歯周病が悪化しやすいといわれています。
逆に、歯周病があることで血糖コントロールがうまくいかなくなることもあり、両者はお互いに悪影響を及ぼし合う関係とされているのです。
歯周病を治療することで血糖値が改善することもあるため、歯科的なケアが糖尿病管理に役立つと考えられています。
 

心疾患・動脈硬化

歯周病菌やその毒性物質が血管に入り込むと、血管の内側に炎症を起こし、動脈硬化を進行させる可能性があります。
その結果、狭心症や心筋梗塞などのリスクが高まるといわれているのです。
国内外の研究でも、歯周病が重度であるほど心疾患のリスクが高まることが確認されています。



歯周病が重度まで進行すると、軽度の歯周炎よりも心臓発作を起こすリスクが 2.8 倍まで上昇するという報告があります。


参照:J-STAGE 日本顎咬合学会誌|歯科と全身疾患の関わり「歯周組織に起こる末梢血管の障害と歯周疾患の関連」p302>

 

脳卒中・脳梗塞との関連性

歯周病が重度まで進行すると、脳梗塞を引き起こす可能性があるという研究報告が多数にのぼります。
歯周病菌による毒性物質が血液中に侵入して動脈硬化を進行させることで、脳血管が詰まりやすくなり、脳梗塞のリスクを高めるのです。
また、歯の本数が少ない方は身体活動量が低下する影響で脳卒中になりやすいともいわれており、歯の健康と脳の健康は無関係ではありません。


参照:厚生労働省|歯周病検診マニュアル2023 p6>

 

呼吸器疾患(誤嚥性肺炎・COPD)

とくに高齢者では、歯周病菌を含む唾液を誤って気管に入れてしまうことで、誤嚥性(ごえんせい)肺炎を引き起こすことが少なくありません。
また、慢性閉塞性肺疾患(COPD:慢性気管支炎や肺気腫などの総称)との関連も示唆されており、日々の口腔ケアが肺の健康を守る上でも重要です。
 

骨粗しょう症との関係

骨粗しょう症は、骨の密度が低下してもろくなる病気で、顎の骨も例外ではありません。
近年の研究では、骨密度の低下が歯槽骨(歯を支える骨)にも影響を与え、歯周病を悪化させる可能性が指摘されています。
とくに閉経後の女性では、骨粗しょう症と歯周病の両方が進行しやすく、相互に悪影響を及ぼすリスクがあるため注意が必要です。
 

妊娠と歯周病〜早産・低出生体重児との関係

妊娠中の健康管理においても、歯周病は重要な要素です。
妊娠中はホルモンバランスの変化によって歯ぐきが腫れやすくなり、歯周病が悪化しやすい時期です。
さらに、進行した歯周病があると、早産や低出生体重児のリスクが高まる可能性が報告されています。



とくに妊娠中期には歯周治療が安全に行えることが明らかになっており、歯ぐきの健康を保つことが、妊娠の経過にも良い影響をもたらすと考えられています。
そのため、妊娠を希望される方や妊娠中の方には、できるだけ早めの歯科受診をおすすめしています。
 
 

体調不良の裏に潜む歯周病を見逃さないために

ご紹介したように、歯周病はお口の中だけでなく、全身の健康を脅かす原因となることがあります。
疲れやすさや倦怠感などの「よくある不調」が、じつはお口の炎症によるものだったというケースも少なくありません。



歯周病菌による毒性物質が血管に入り込むと、やがて動脈硬化を引き起こし、血液の流れが悪くなることで、全身の細胞が酸欠や栄養不足となって衰弱し、病気の発症や悪化につながり、疾患が治癒されにくくなることがあるのです。
気管支や肺に入り込むと、COPD(慢性気管支炎や肺気腫などの総称)といった原因不明の咳が長引くような症状を引き起こすこともあります。



長引く体調不良にお悩みの方は、一度、歯科医院でお口のチェックを受けてみてはいかがでしょうか?
 
 

歯周病は予防できる病気です

ここまでに、歯周病が全身に与える影響や、体調不良の原因となり得ることをご紹介しました。
では、私たちはどのようにして歯周病を防ぎ、健康な身体を守っていけばよいのでしょうか?
 

毎日のセルフケアが基本です

歯周病の最大の原因は、歯の表面にたまる、いわば細菌のかたまりである歯垢(プラーク)です。
歯垢(プラーク)は毎日のブラッシングで取り除くことができるため、ご自身で行う歯磨きなどのセルフケアがとても重要になります。

▪歯ブラシは毛先が開いていないものを使用する
▪「歯と歯の間」はデンタルフロスや歯間ブラシを活用する
▪磨き残しが多い部分は、歯科衛生士から指導を受けて磨き方を工夫する
▪1日2回以上の丁寧な歯磨きを習慣づける(特に就寝前が重要)

このような毎日の積み重ねが、歯ぐきの健康を維持する第一歩です。
 

定期的な歯科検診で早期発見を

初期の歯周病は、ほぼ痛みもなく進行するため、セルフチェックだけでは発見することに限界があります。



そこで重要なのが、歯科医院での定期的な検診です。
専門的な器具を使って、歯ぐきの状態や歯石の付着を確認し、必要に応じてクリーニングや予防処置を行います。

▪歯周ポケットの深さを測る
▪出血の有無や腫れの程度をチェック
▪歯石の除去やプロフェッショナル・クリーニングを受ける

歯科で定期的なチェックを受けていれば、進行する前に歯周病を食い止めることが可能です。
 
 

歯周病の治療で体調が改善することもあります

「実際に歯周病を治療することで、体調がよくなった」という声も少なくありません。
歯ぐきの炎症を抑えることによって、免疫機能が整い、全身の調子が戻ってくるケースもあるのです。
 

歯周病治療の流れ

近藤歯科では、患者様お一人お一人のお口の状態を丁寧に調べた上で、段階的に治療を行っていきます。
1.歯周検査:歯ぐきの状態、出血、歯の動揺、レントゲン検査など
2.正しい歯磨きの指導:ブラッシングの方法や清掃用具の使い方をアドバイス
3.歯石取り:スケーリングやルートプレーニングで、歯と歯ぐきの境目の溝「歯周ポケット」内に隠れた歯石や汚れを除去
4.再チェックとメンテナンス:治療後の状態を再確認し、必要に応じて処置を継続していく



例えば糖尿病の場合は、歯周病と相互関係にあり、一方の治療をするともう一方の疾患が改善に向かうといったことが明らかになっています。
このように、慢性的な体調不良を抱える方にとっては、お口の環境を整えることが健康への第一歩になるかもしれません。
 
 

歯周病になりやすい生活習慣にも注意を

歯周病は生活習慣と深い関わりがあります。
年齢に関係なく発症しますが、特に、働き盛りの方や子育て中の方など生活が不規則になりやすい世代ほど注意が必要です。
 

リスクを高める要因とは?

▪喫煙:タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させるため血流が悪くなり、歯ぐきの炎症の治癒力が低下します。
▪ストレス:ストレスが直接関係あるかどうかはわかっていませんが、それに伴う免疫機能の低下と歯ぎしりなどの習慣が歯周病を悪化させます。
▪不規則な食生活:糖分の多い食事や食事の間隔が乱れ、ずっとお口の中にものが入っている状態が続くと、プラークがつきやすくなります。
▪睡眠不足・運動不足:体の抵抗力が下がり、炎症が悪化しやすくなるといわれています。



日々の生活を見直し、お口と身体の健康を意識した行動を心がけましょう。
 
 

谷九・上本町で歯周病のご相談は【近藤歯科】へ

体の健康とお口の健康は、切っても切れない関係にあります。
体調不良の陰に、思わぬ口腔トラブルが潜んでいることも少なくありません。
歯周病は「お口の病気」ではありますが、実際には全身の不調と深くつながっている生活習慣病のひとつです。
歯周病は、早期発見・早期治療ができれば、将来の重篤な疾患の予防にもつながります。
 
近藤歯科】では、地域の皆さまが長く健康でいられるよう、お口の健康を通して全身の健康を支えるサポートを行っています。
「最近ちょっと気になるな」と感じたそのときが、ケアを始める絶好のタイミングです。ぜひお気軽にご来院ください。



「最近なんとなく体調がすぐれない」「口の中が気になるけれど後回しにしている」「しばらく歯医者に行っていない」
そんな方こそ、一度ご相談いただければと思います。
 
上本町・谷町九丁目・四天王寺前夕陽ヶ丘エリアの歯医者・歯科医院【近藤歯科】では、歯周病の精密検査・予防・治療に力を入れています。
また、全身疾患がある方の診療は、必要に応じて医科のかかりつけ医との連携をはかりながら、適切に対応させていただきますのでご相談ください。
Osaka Metro谷町線「谷町九丁目」駅・四天王寺前夕陽ヶ丘駅、近鉄大阪線「大阪上本町」駅から徒歩7~10分、お仕事や学校帰りにも通院しやすい立地です。

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