口臭の原因は歯周病?歯科の予防クリーニング「お口のにおいケア」

皆様、こんにちは。 近藤 院長
上本町・谷町九丁目・四天王寺前夕陽ヶ丘エリアの歯医者・歯科医院【近藤歯科】です。
「口臭」に悩まされていませんか?
口臭が気になると、せっかくの素敵な笑顔も自信を持って見せられなくなってしまうこともありますよね。
厚生労働省の調査によると、15歳以上の約10%が「口臭が気になる」と答えており、「社会的容認限度を超える強さの口臭を持つ」とされる成人は、時間帯にもよりますが6%~23%存在するというのです。
かなり多くの方が、ご自身の口臭を気にされていることがわかります。
じつは、口臭の多くは「歯周病」が原因になっていることをご存じでしょうか。
この記事では、歯周病が引き起こす口臭の仕組みや、歯科医院で受けられる予防クリーニングによる「お口のにおいケア」について、わかりやすくご紹介します。
歯周病は、口元の見た目の美しさだけでなく、健康にも影響を及ぼすため、早期の予防とケアがとても大切です。
健康にも口臭ケアにも関心のある方に必見の内容ですので、参考にしていただけましたら幸いです。

平成29年:近藤歯科開院
大阪歯科大学卒業後、13年間の研鑚を経てこの度、谷町九丁目の地に開院
医院名:近藤歯科
所在地:〒543-0072
大阪府大阪市天王寺区生玉前町5-30
Contents
歯周病が口臭の原因になる仕組みとは?
「口臭が気になる」という方の原因が歯周病であることは、珍しいことではありません。厚生労働省の健康情報サイトによると、「口臭が気になる」と歯科を受診した1000人の患者様のうち約3分の1が、歯周病に由来する口臭であったと報告されています。
歯周病は、細菌によって引き起こされる感染症で、生活習慣病の一つです。
歯周病のリスクを高めるのは、歯磨きの磨き残しや、時間を決めずに食べ続けることによってお口の中に食べ物が常に残っている状態です。
歯周病の原因菌は、口内に残った糖を栄養源として歯垢や歯石をつくり、その過程でガスを発生させます。
このガスが口臭の原因となるのです。
歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、知らないうちに進行してしまうことが多い疾患です。
進行しつつ、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に細菌が繁殖し、その結果、不快なガスを発生させます。
さらに歯周病が進行すると、歯茎が腫れたり出血したりして、口臭が悪化します。
このような事態を防ぐためには、歯周病の予防が非常に重要です。
つまり、歯周病が原因で起こっている口臭であれば、歯周病を改善することで、口臭を少なくすることができるのです。
次に、その理由や方法について、具体的に見ていきましょう。
歯周病治療が口臭予防につながる理由とは?
歯周病治療は、口臭予防には欠かせません。治療と予防をしっかり行うことで、口臭の元凶となる歯垢や歯石を取り除くことができ、清潔なお口を保つことができます。
ここで、歯周病治療がどのように口臭を改善するのかを詳しく見ていきましょう。
1.歯石・歯垢の除去で口臭を予防
歯周病が進行すると、歯と歯茎の間に歯垢が溜まり、やがて歯石となって蓄積されます。歯石は硬いため、ご自身で行う歯磨きでは取り除けません。
歯石はザラザラしていて空洞がたくさんあり、細菌が棲みかとして繁殖しやすい構造のため、強い口臭を引き起こすのです。
歯科のクリーニングでは、歯科医師や歯科衛生士が専門的な器具を使用して、歯石や歯垢を徹底的に除去します。
これにより、口臭の原因となる、いわば「細菌のかたまり」であり細菌が繁殖する巣となる歯垢や歯石を取り除き、口内を清潔に保つことができます。
2.歯周ポケットの深さを改善
歯周病が進行すると、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」という隙間ができ、そこに細菌が集まりやすくなります。健康な歯周ポケットは1~2mm程度ですが、歯周病が進行すると4~6mmもの深さになり、奥深くまでびっしりと歯石が付着するようになります。
そこで繁殖する細菌が、ひどい悪臭を発生させる原因となるのです。
歯周基本治療では、歯周ポケットを清掃し、深さを改善することで細菌の繁殖を防ぎます。
治療の効果があらわれて歯周ポケットが浅くなると、細菌が溜まりにくくなって口臭を予防することができます。
3.歯茎の炎症を抑える
歯周病によって歯茎に炎症が起きると、口臭がさらにひどくなります。歯周病治療を行って炎症が治まると、歯茎の腫れや出血が改善され、健康的な歯茎が戻ります。
これにより、口臭の原因となる歯周病の進行を食い止め、フレッシュな息とを保つことが可能となるのです。
口臭予防の基本!歯磨きと歯科でのメンテナンス
口臭を防ぐためには、「毎日の歯磨き」が最も基本的で重要な対策となります。ただし、自己流の歯磨きだけでは十分な予防にはならない場合があります。
歯周病の予防には、以下のポイントを押さえることが大切です。
1.正しい歯磨き方法を身に着ける
口臭の原因となる歯周病を予防するには、「正しい歯磨き」が非常に重要です。というのも、皆様のお顔にそれぞれの特徴があるように、お口の中の状態も、お一人お一人で異なります。
そのため、個々に合った正しい歯磨きの方法を身につけずに自己流で磨いていると、十分に磨けず、大量の磨き残しが発生してしまう恐れがあるのです。
「磨き残しやすいところ」「磨くのが苦手なところ」が必ずありますので、歯科医院でブラッシング指導を受けましょう。
見違えるほど歯磨きが上達し、セルフケアのクオリティが高くなるでしょう。
また、どなた様にも共通のポイントとしては、歯と歯茎と境目、歯と歯の間のブラッシングをしっかりとすることです。
そこに付着した歯垢や歯石は、歯周病の原因となります。
歯ブラシだけでは届きにくい部分を、意識して磨くことが大切です。
歯間ブラシやデンタルフロスなどの歯間清掃アイテムを駆使して、しっかりと清掃しましょう。
これらのアイテムを使用することで、磨き残しやすい歯間の汚れの除去率が2割増しになることがわかっています。
(参照:新潟市公式ホームページ「正しい歯みがきや歯間清掃の習慣を身につけよう」より)>
2.歯科医院での定期的なクリーニング
毎日、毎食後、どんなに正しい歯磨きをしていても、歯ブラシが届かない部分があるため、お口の中には取り残した汚れが溜まっていきます。取り残した歯垢が硬くなって歯石化してしまうと、歯ブラシで磨いても取り除けません。
そのため、定期的な歯科医院でのクリーニングが必要なのです。
歯科で専門性の高いクリーニングを受けることで歯石や歯垢を徹底的に除去し、歯周病や口臭のリスクを減らしましょう。
当院では、患者様お一人お一人の口腔状態に合わせた予防プランをご提案し、歯周病・口臭の予防を行います。
口臭を予防してさわやかなお口をキープするためには、歯周病が改善した後もメンテナンスを継続することがポイントです。
毎日の丁寧な歯磨きと、歯科での定期的なクリーニングを併用することで、歯周病や口臭を予防し、健康で衛生的な口腔環境を長く維持することができます。
歯周病が進行すると?口臭だけでなく健康にも影響
歯周病は、口臭を引き起こすだけでなく、全身の健康にも影響を与える病気です。歯周病は、歯茎の炎症から始まり、進行すると歯を支える骨が溶け、歯を失うことになります。
それだけでも大変なことですが、この病気はお口の病気にとどまらず、全身の健康にも深刻な影響を与えることがあるため、早期の対策を行うことが重要です。
歯周病と関係が深い全身疾患は、動脈硬化、心疾患、脳梗塞、糖尿病、高血圧などの生活習慣病、骨粗しょう症などで、早産・低出生体重児出産のリスクを高めることでも知られています。
以下は、歯周病が関係する全身の病気の一例です。
▪心疾患:歯周病の炎症から産出された毒性物質が血流に入り込むことで、動脈硬化を引き起こす可能性があります。これが心臓病や脳卒中のリスクを高めることがあります。
▪糖尿病:歯周病が進行すると糖尿病の管理が難しくなり、悪化させてしまうことがあります。反対に、糖尿病患者は歯周病にかかりやすく、悪化しやすい傾向があります。
▪高血圧:歯周病の炎症が起こると血圧を上昇させることがあり、長く続くことで高血圧を悪化させる可能性があります。
▪早産や低出生体重児出産:妊娠中はホルモンバランスの影響で歯周病のリスクが高くなるのですが、重度の歯周病になると、早産や低出生体重児出産のリスクが高まることがあります。
▪呼吸器系疾患:歯周病の細菌が呼吸器に感染し、性肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを引き起こすことがあります。誤嚥(ごえん)性肺炎は、高齢者の死亡要因の上位として知られています。
歯周病による口臭は、歯茎の炎症や、歯垢に含まれる細菌が発する揮発性硫黄化合物(VSC)によって引き起こされますが、全身の病気が口臭の原因になっていることもあります。
糖尿病や腎臓病、腸の疾患といった内臓の疾患を引き起こした場合、口臭悪化のリスクも高くなるのです。
糖尿病では、血糖値が高い状態が続くと、アセトンのような甘酸っぱい口臭が発生することもあります。
また、腎臓病では、尿毒症によって特有の口臭が起こることもあります。
歯周病が原因の口臭と思っていたら、全身の病気が隠されていた、ということも。口臭が病気のサインになっていることもあるのです。
口臭が気になったら、「口臭くらいで?」と思わずに、歯科医院で相談することをおすすめします。
歯周病予防のためにできること
口臭を伴う歯周病を改善・予防するために、日常生活や生活習慣を変えることでできることもあります。1. 喫煙など、生活習慣の見直しを
喫煙は歯周病を悪化させる大きな要因です。タバコに含まれるニコチンやタールは、歯茎の血流を悪化させ、歯周病を進行させます。
また、糖分が多い食事や不規則な生活習慣も歯周病を引き起こしやすくします。
これらの要素を見直し、健康的な生活を心がけることが歯周病予防につながります。
2. 定期的な歯科検診の習慣を
歯周病は「痛みがない病気」として知られており、自覚症状が出るころにはかなり進行していることが多いのが特徴です。歯周病の早期発見・早期治療や予防のためには、定期的な歯科医院でのチェックが必要不可欠です。
歯科医師によるチェックや、プロフェッショナルなクリーニングを継続的に受けることで、歯周病の予防効果が高まります。
健康的で清潔なお口を保ち、笑顔に自信を!
さわやかな息と美しい笑顔には、歯と歯茎の健康が欠かせません。上本町・谷町九丁目・四天王寺前夕陽ヶ丘エリアの歯医者・歯科医院【近藤歯科】では、歯周病予防のための予防クリーニングを提供しています。
クリーニングによって歯周病を改善し、口臭を予防することは、歯茎の健康とかけがえのない歯を守ることでにつながります。
皆様がいつまでも美しい口元と笑顔で、おいしい食事と快適な生活を楽しんでいただけるようサポートいたします。
オンライン仮予約システムもございますので、ぜひご利用ください。












